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気持ちの移り変わり -3-

2008年01月24日(木)
会社と言う自分の〝居場所〟から出てみると、喪失感がますます強まって、涙が止まらない。

どうしても一人になりたくなくて、塾生の一人に電話をした。
彼女は忘年会の真っ最中で、終わったら連絡するからと言ってくれて。
楽しい飲み会のはずなのに、こんな話題で電話をかけさせることに申し訳なさが募るものの、それを凌駕するほどに、安心感を得られた。

通り過ぎる人がびっくりした顔で振り向きながら去っていく。
前を歩く人が、怪訝そうに何度も振り返る。

それはそうだろう。
良い歳した女が、泣きながら歩いているんだから。

さすがに電車に乗る頃には涙は引っ込んでいたけれど、目は赤く腫れているし、泣いていたのは一目瞭然。
顔を伏せて見られないように対処しつつ、なんとか家まで帰った。

私の顔を見て、驚いている両親。
何があったのか問い詰められ、私はことの顛末を語って聞かせた。
母親には前々から相談していたから驚きは小さいものだったけど、父親は初耳。
形相が次第に歪んでいく。

「バカだなッ!お前はッ!そんな男に騙されてっ」
吐き捨てるように言われた。
だけど私は彼のことを全面的に信じていたので、騙されていないっと必死で訴えた。

「そんなくだらない男早く忘れろ。前妻の話も恐らく嘘だと思うし、幹部だって言うのも恐らく嘘だ。興信所を使って調べても良いが、そんな価値のすらないぞ、その男は」

違う。違う。そうじゃない。
彼は、そんな人じゃない。

本当に死にたかった。辛かった。悔しかった。

だけど、塾生の一人が電話をくれて、眠れないでしょ?と言って、朝まで付き合ってくれた。

一緒に死のうよって言う私に、

「一緒に死ぬことは出来ないけど、生きることは出来るよ」

彼女のこの一言に、どれだけ救われたか。
後々まで、彼女はずっと私を支えてくれる存在になった。

そうして朝まで、付き合ってもらって、漸くほんの少し落ち着いたと思う。

食欲もない。眠くもない。
だけど、息をするのも辛いほど、不安が胎内で渦巻いていた。

翌日昼過ぎに、彼にメールを入れてみた。

「(前妻の住む)●●県にはいつ行くの?」
彼女に会う前に、どうしても会いたかったから、そう聞いた。

「まだ分かりません。心もぐちゃぐちゃです」

その返信に、私はまだ選ばれる望みがあるんじゃないかと、少しだけ希望が持てた。
どこかぎこちないやり取りを幾度かする週末。
完全に遠慮してしまっている私と、一線をおく彼。
心の距離が、物凄く離れてしまっている。
だけど、しょうがない。
私の出したメールに返信が来るだけでも、マシだから。繋がっているから。
そう言い聞かせて週末を過ごした。

そして翌17日の月曜日。

彼が訓練のため、某県の山へと行った。

4へ続く
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