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気持ちの移り変わり -5-

2008年01月30日(水)
正直私の中で、この頃から諦めにも似た感情が湧いてきた。

どうみても、彼は私を好きではない。

自虐的に聞こえるかもしれないけれど、当事者の私はそのことが手に取るように伝わってくる。

「負けたくない」

この感情が一番強かった。
前妻に取られたくない。負けたくない。
我の強い私なら、当然沸き起こる感情だ。
だけど、彼を好きなのも事実。
だから、大人しく待っていた。

だけど、連絡が来ない日々が、私に不安をもたらす。

「彼の身に、なにかあったのではないか」

その不安が、ムクムクと頭をもたげる。

「元気だったら、連絡ちょうだい」
そう、留守電に連絡を入れて、メールをして。
幾度も連絡をした。

「元気と一言で良いから、教えて欲しい」

その返事が来たのは、大晦日の31日の17:58。

「身内に不幸があり、連絡できません。暫くそっとしておいてもらえますか」

溜息が出る。

「何も事情が分からない人にいきなりするメールとは思えない。彼の冷たい一面を見た気がした」

信頼できる友人に、言われた一言が、私の中で決定打となった。

そうだよね。私もそう思う。
この辺りで、私の気持ちがある程度定まってきた。


そして年が明けて1月4日。

信頼できるある一人の女性のもとを尋ねた。
夫婦揃って私の話を聞いてくれた。
突然夜の21時に押しかけたのに、嫌な顔もせず。

年末からの流れを話た私に、彼女は小さくため息を付いた。

「身内の不幸話は、嘘よ。そして・・・ここ一週間くらいかな。彼に新しい女性が現れて、連絡を密に取り合ってるみたい」

やっぱり。

そんなことじゃないかと思った。

乾いた笑いが沸き起こる。

「あのね、彼が●●に行ったとき辺りは、確かに前妻とあなた、どちらをとるか迷っていたのよ。そしてどちらかと言うとあなたに分があった。だから私は気を強く持って信じなさいって言ったでしょ。だけど今は違うの」

「そうですか・・・。私と前妻で迷っている間は、耐えられたんですけどね。新しい女性が現れたとなると、さすがに・・・ね」

「もう、止めた方が良いから。最初に言ったでしょ。お勧めしないって。彼は今結婚願望なんてないし、ましてやこれからまたこんな風に次から次へと女性が現れるわよ。今なら傷が浅くて済むから・・・」

「でも、私は彼が好きです」

きっぱりと告げる私の目を、彼女がじっと見詰めてくる。
まるで、心の奥を見透かすような視線で。正直怖い。

「誠実な男じゃないのよ。それに、あなたはもう、彼を好きなんじゃない。勝ち取りたいだけでしょ」

きっぱり告げられた。

「いいえ。違います」

反論に首を振る彼女。

「なら、もし私が勝ち取りたいだけで意地になっているとしても、その結果彼が私を選んだとしたら、私は彼を大切にしていきます」

「そんなことで一緒になっても不幸になるだけだから」

だから、もう身を引けと、そう言われた。

「あのさ、こういう卑怯な男って、治らないよ」

彼女の旦那が言う。

確かに、そうだよね。

素直になっても、良いのかな。そろそろ自分の心に。

彼女の家を後にしたのは、23時を回っていた。
家に戻るタクシーの中、私の決心が固まる。

「まだ起きてるんでしょ?電話で話したいから、連絡してきて」

3分おきに、このメールを出した。

部屋に戻り、5回目のメールを送った直後、着メロが部屋に鳴り響く。

彼からの連絡だ。

6へ続く
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